2023.08.15
この記事はこんな方におすすめ
事務スタッフへどのように電話対応研修を行ってよいかわからない
この記事を読むとこうなります
「医療現場の経験のない事務スタッフが電話の用件を聞き取れず困っている」
「事務スタッフへ電話対応についてどのように指導したらよいかわからない」
電話対応についてこのようなお悩みはありませんか?
在宅医療機関の電話では専門用語も多く、用件を聞き取るだけでも一般的な企業の電話対応よりも難しい業務と言えます。
こちらの記事では在宅医療機関の電話によく登場する専門用語を、医療専門職でない事務スタッフの方向けにわかりやすく簡単な言葉で解説しています。
事業所での受電マニュアルとしてもぜひご活用ください。
※用語の解説は医療者でない方にもわかるよう、シンプルな言葉で簡略化して解説しています。医療職向けの専門的な用語集ではありませんので、あらかじめご了承ください。
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患部を保護し炎症を抑える軟膏。日本新薬社製造。同じ成分のうがい薬もあるが在宅医療の現場では軟膏を指すことが多い。
アレルギー反応によって、血圧や意識の低下を起こすこと。
病歴のこと。その他にADL自立度や家族構成、緊急連絡先など幅広い患者情報を含む場合もある。
症状(痛みなど)を緩和するために体の一部を温めたり冷やしたりすること。温めることを「温罨法(おんあんぽう)」、冷やすことを「冷罨法(れいあんぽう)」という。
胃の中にある食べ物の残り。略して「胃残(いざん)」ともいう。
意識障害の程度。JCSやGCSというスケールで表現される。
ベッドから車いす、車いすから便座などに乗り移ること。
患者さんが公費負担医療制度の給付を受ける資格があることを示すための証明書。
腹部に小さな穴を開け、チューブで胃に栄養を注入すること。「ペグ」と呼ぶこともある。
診察を受けた医療機関で処方箋をもらい、調剤薬局で薬を受け取ること。
インスリンとは膵臓から分泌される血糖を下げるホルモンですが、医療の現場で使われる場合は糖尿病で使用する血糖を下げるための薬(注射)を指します。
一般的に「のど」と言われている部分。
診察を受けた医療機関内の薬局で薬を受け取ること。
体重が特定の場所に集中しないよう分散させる機能を持つマットのこと。褥瘡(床ずれ)の予防で使う。
わきの下のくぼんた所。
血液が行きわたらなくなって細胞が死んでしまうこと。
血液が行きわたらなくなって細胞が死んでしまう「壊死」が起こったあとにその部分が黒や黄色に変化してしまう状態。
食べ物を飲み込み、胃に送られるまでの一連の動作のこと。口の中のものをうまく飲み込めない状態を「嚥下障害」という。
死後に行う、処置・保清・更衣・メイクなどのケアのこと。
「罨法(あんぽう)」参照。
家族の介護のために仕事を休む場合、給料の67%が支給される制度。
要介護の認定を受けた人が利用できるサービス。
要介護認定者が自宅で介護サービスなどを利用して生活できるよう、居宅サービス計画書(ケアプラン)を作成したり、介護サービスの調整を行ったりする人。「ケアマネージャー(ケアマネ)」と呼ばれることが多い。
要介護者や体の不自由な方が乗れるタクシーのこと。車椅子やストレッチャーに乗ったまま乗車できる。
24時間介護スタッフが常駐し身の回りの世話や介護サービスが受けられる施設。会話などでは略して「有料(ゆうりょう)」と呼ばれることもある。
「要介護度」参照。
「要介護認定」参照。
介護保険制度の利用に必要な保険証のこと。「介護保険証」と呼ばれることもある。
介護保険の被保険者の前年の所得によって負担割合が異なるため、その負担割合を知らせるもの。
社会福祉法人や地方自治体が運営する要介護高齢者のための公的な施設。「特別養護老人ホーム」、略して「特養(とくよう)」とも呼ばれる。
要介護者で在宅生活を目指している方を対象にしたリハビリテーションがメインの施設。略して「老健(ろうけん)」とも呼ばれる。
「咳(せき)」のこと。
要介護認定の際に、必要な情報を集めるために聞き取りを実施する調査員のこと。
抗がん剤治療のこと。英語で「ケモセラピー」ということから医療現場では「ケモ」と呼ぶこともある。
体の右か左のどちらかで麻痺が生じている状態。「へんまひ」と読むこともある。
治療や検査のために体内に挿入される細い管のこと。
経管栄養で使用する、栄養剤を注入する注射器のこと。注射器を接続する先が注射器用よりも太く、注射用の注射器と間違えないよう色がついている。
心臓や血管、気管などに挿入し、呼吸を助けたり、体内の液体を抜いたり、薬を入れたりする管のこと。「カヌラ」と呼ぶこともある。
気管切開チューブや気管内チューブの先端についている風船のこと。この風船があることで気管とチューブの間にすき間がなくなり空気が漏れるなどを防いでいる。風船のようなもののため時間が経ったり体を動かしたりするとへこんできてしまうため、定期的にカフの中の空気の圧力(「カフ圧」)を調整する必要がある。
「目やに」のこと。
感情のコントロールがうまくできず、過度に泣いたり怒ったり笑ったりしてしまう状態。
半身に障害や麻痺がある場合の障害がある側の身体を指す。障害がない側は「健側(けんそく)」という。
体や気持ちのつらさを和らげるために行われる医療やケアのこと。
呼吸をしやすくするために喉から気管までを切開すること。気管カニューレという管を入れて口や鼻以外からも呼吸ができるようにする。必要な場合はここに人工呼吸器を取り付ける。略して「気切(きせつ)」ということもある。
薬剤師が薬を処方した医師に処方の内容について問い合わせを行うこと。
テーブルに枕を乗せ、そこにもたれかからせるように座らせた体勢のこと。呼吸困難感の軽減などに使われる。
医療現場では多くの場合「喀痰(かくたん)吸引」のことを指す。鼻、のど、気管にある痰をチューブで吸引すること。
仰向けの体勢のこと。
要介護認定者が自宅で介護サービスなどを利用して生活できるように支援する事業所。介護支援専門員(ケアマネージャー)が所属しており、居宅サービス計画書(ケアプラン)の作成やサービス調整などを行っている。
ケアマネージャーが要介護1~5の認定を受けた人に対して作成する介護プランのこと。通称「ケアプラン」と呼ばれ、介護の目標や内容が書かれている。これがないと介護サービスを受けることができない。施設を利用する際には「施設サービス計画書」、要支援1・2の認定を受けた人には「介護予防サービス計画書」が作成される。
「筋肉注射」参照。
皮下脂肪の下にある筋肉に注射する方法。ワクチンの注射などで用いられる。略して「筋注(きんちゅう)」と呼ばれることもある。
介護度に応じて介護保険から支給される一カ月あたりの上限額のこと。
身近な人との死別を経験し、悲嘆にある方をサポートするケアのこと。
知的障害者や精神障害者、認知症高齢者などが専門スタッフの支援のもと集団で暮らす家のこと。
「居宅サービス計画書」参照。
「介護支援専門員」参照。略して「ケアマネ」と呼ばれることもある。
口から食べることが難しい方に、チューブを使って胃や腸に直接栄養を注入する方法。
肩をたたくなどの軽い刺激で意識を取り戻す程度の意識障害のこと。
注射などに使用する針の太さを表す単位。数字が大きいほど細くなる。表記では「18G」などと「G」で表記する。
よりよい医療・看護・介護を提供することを目的に開催される事例検討会のこと。「ケアカンファレンス」とも呼ばれる。
おしりから血が出ること。胃、腸、肛門からの出血が考えられ、出血した部位によって便の色が異なる。
排出された体液などに血液が混ざり赤く変化している色のことを示す。真っ赤な色を「血性」、徐々に赤が薄くなるにつれて「淡血性(たんけっせい)」、「淡々血性(たんたんけっせい)」と呼ぶ。
指先を針で穿刺して出た微量の血液から血糖値を測定する医療機器。機械の先に「チップ」や「センサー」と呼ばれる細長い紙を取り付けて血液を吸い上げ血糖値を測定する。
「患側(かんそく)」参照。
検査のために体から採取された、尿、血液、その他体液などの総称。
現在の年月日や自分がいるところなど基本的な状況がわからなくなってしまうこと。
血液が固まったもの。
本来飲み込まないものを間違えて飲み込んでしまうこと。高齢者やこどもの事故で見られる。
食べ物などが気管に入ってしまうこと。
食べ物や唾液が気管に入り込んでしまい、うまく排出できずに肺炎を起こしてしまうこと。
医療機関や薬局で支払った金額が、ひと月で一定額を越えた場合にその越えた金額が払い戻される制度。
75歳以上の全ての人が加入する医療制度。
ウイルスが持つ特有のたんぱく質(抗原)があるかを調べる検査。陽性であれば現在そのウイルスに感染していることを示す。
ウイルスに対する抗体(ウイルスに反応するために作られるたんぱく質)があるかを調べる検査。陽性であれば過去にそのウイルスに感染していたことを示す。ワクチン接種後、抗体が獲得されている場合も陽性となる。
寝たきりやケガ、病気などで長期間体を動かさなかったために関節周囲の組織が固くなり動きが悪くなること。
医療現場で使われる場合は、国や地方自治体が医療費を負担(助成)する制度の通称。
医師を除く医療従事者の総称。
ケアマネージャーが必要に応じて開催し、ケアに関わる多職種が共通認識を持ち、スムーズに連携できるようご本人やご家族を含めて話し合いを行う会議。主治医や訪問看護師、介護職員、リハビリ職員、福祉用具専門相談員などが参加する。略して「担当者会議」や「サ担(さたん)」と呼ばれることもある。
バリアフリーの高齢者向け住宅。生活の自由度が高く、安否確認や生活相談のサービスも受けられる。「サ高住(さこうじゅう)」と略す。
座っている姿勢。
2回目以降の診察。
血液中の酸素が不足している方が、自宅などで酸素供給機器を使用して不足している酸素を吸入する治療法。
療養方針や患者さんの状態やご希望などについて書かれた書類。訪問診療を行う事業所が発行する。書面には療養計画に同意をしたことを示した患者署名欄もあり、「在宅療養同意書」「訪問診療同意書」と呼ばれることもある。
在宅療養中の患者さんへ医師が定期的に訪問し診療を行う医療施設のうち、所定の施設基準をクリアした施設を指す。24時間365日往診が可能など、いくつかの条件がある。「在支診(ざいししん)」と略す。
「サービス付き高齢者向け住宅」参照。
患者さん自身で尿道から膀胱に管を入れ尿を排出する方法。
その月の患者自己負担がいくらかかったのかを管理する表。自己負担上限額が設定されている公費対象の患者さんに発行される。医療機関側が記入する。「限度額表」などと略される。
「介護保険負担割合証」参照。
福祉の現場において支援が必要な人の相談に乗ったり援助を行ったりする人。ソーシャルワーカーと同じような意味で使われることが多いが、ソーシャルワーカーは資格が必要ないのに対して社会福祉士は国家資格が必要。
医療証に記されている番号。
主治医が対象者の傷病について医学的な意見を記したもの。主に介護認定の際に提出される。
手の甲のこと。
介護が必要な高齢者に対して「訪問介護」「通所介護」「短期入所」の機能を組み合わせて利用できる施設。「小多機(しょうたき)」と略される。
「静脈注射」の略。
利用者できるだけ自立した生活を送れるよう、短期間入所してもらい、日常生活上の世話や機能訓練を行うサービス。
「床ずれ」のこと。寝たきりなどで体の一部に長時間圧力がかかり続けてしまうことで血流が障害され、皮膚が変色したり傷になってしまうこと。褥瘡の進行具合は様々な評価スケールで表される。(例「ステージⅢの褥瘡」)
血圧が通常時に比べて大きく低下し、全身の重要な臓器・組織へ十分な血流が保てなくなった状態。(慶応義塾大学病院 医療・健康情報サイトから引用)
新しい患者さんのこと。会話の中では「新規の方」などと呼ぶこともある。
神経や脳に発症する病気の中で、発症の原因や治療方法が確立していないもの。主なものにパーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、多発性硬化症などがある。
呼吸ができない、または十分に呼吸ができない患者さんのために人工的に呼吸を行う医療機械のこと。会話では「呼吸器」「レスピ(英語のレスピレーターの略)」と呼ぶこともある。
自分の意思とは関係なく、体の一部が規則的にふるえる症状。
表皮の下にある肌の本体の部分。
医師が他の意思や医療機関に患者を紹介する際に発行する書類。略して「診情(しんじょう)」と呼ばれることもある。
医療機関が行った診療に対して公的医療保険から支払われる報酬のこと。
「レセプト」参照。
背中から腎臓に穴をあけてチューブを入れ、尿を体外へ排出できるようにすること。
がんは進行度によってステージ0~4までに分類されており、数字が大きくなるほど進行していることを示す。
消化管や尿路系の疾患により、腹部から便または尿を排泄するために造設された出口のこと。「人工肛門」「人工膀胱」と呼ぶこともある。出口から尿や便を受ける袋のことを「パウチ」と呼ぶ。
蒸しタオルなどで体の汚れをふき取ること。
人の体液と同じ浸透圧になっている食塩水。点滴でよく使用される。略して「生食(せいしょく)」と呼ぶ。
「生理食塩水」参照。
主治医とは異なる医療機関の医師に、病気の診断や治療方針について求める「第2の意見」のこと。
舌の下で薬を急速に溶かして口腔粘膜から吸収させて服用する薬。急速な効果を期待する際(狭心症など)に使われる。
脊椎(いわゆる「背骨」)の下に位置する三角形の骨。褥瘡(床ずれ)ができやすい場所。
一時的な意識の障害のことで、時間や場所がわからなくなったり、幻覚や妄想が見られたり、感情や人格の変化が見られたりする。
病気になった人やその家族に対して社会福祉の立場から経済的・心理的・社会的問題の解決、調整、社会復帰を支援する専門職。「相談員」、「ワーカーさん」などと呼ばれることもある。医療機関で働くソーシャルワーカーのことを「メディカルソーシャルワーカー」、英字を略して「MSW」と呼ぶ。
「ソーシャルワーカー」参照。
横向きで寝ている姿勢。体の右側を下にしている姿勢を「右側臥位(うそくがい」」、左側を下にしている姿勢を「左側臥位(さそくがい)」という。
病気などの進行により余命わずかになった状態。終末期ともよばれる。
余命わずかになった方が、最期まで自分らしく穏やかに過ごせるようにするために提供する医療・看護・介護のこと。
自力で体の向きを変えられない方に対して体の位置や向きを変えること。「体交(体位交換の略)」と呼ばれることもある。
退院前の患者さんで在宅療養を予定している方について、関係する多職種が集まって行う会議。院内からは主治医や看護師、ソーシャルワーカーなど、院外からは訪問診療医や訪問看護師、ケアマネージャーらが参加する。
「体位交換」の略。「体位変換」参照。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じる病気。
大腿骨(太ももの骨)の足の付け根に近い部分の骨折。高齢者の転倒によっておこることが多い。
「ショートステイ」参照。
「血性(けっせい)」参照。
ベッドの端などに腰をかけた姿勢。
足を強く圧迫し血液の滞留を防ぐストッキング。「弾スト(だんすと)」と略される。
血液中の酸素が不足して皮膚や粘膜が暗紫色に変色すること。唇や爪などで確認することが多い。
病院の中にある、地域医療連携を行うための業務を担当している部署。入院支援や退院支援を行っている。※病院により名称が異なりますが「医療連携」や「地域連携」という言葉が入っていることが多いです。
口から食べ物をとることができない方に、中心静脈から高カロリー輸液を点滴する栄養方法。「IVH」「TPN」と略すこともある。会話の中では中心静脈栄養を行っている患者さんを「ポートの入っている患者さん」などと言うこともある。
両足を伸ばした状態で座った姿勢。
「デイサービス」参照。
「デイケア」参照。
手の甲の弾力性の反応。脱水状態だと手の甲をつまんで離したときの皺の戻りに時間がかかる。
要介護状態となった利用者が通いで生活機能訓練を受ける施設。
要介護状態となった利用者が通いで介護サービスを受ける施設。「デイ」と略されることもある。
決まったタイミングで定期的に使用する薬のこと。
3M社が製造する、透明な医療用包帯。傷の保護や点滴部位の固定などに使われる。
尿検査で使う細長い試験紙。テステープに尿をつけて血尿や尿蛋白、尿糖などを調べる。
コンバテック社が製造する、傷を保護し回復を促すための被膜材(ドレッシング剤)の一つ。
「痛み」のこと。
血中のヘモグロビンの何%が酸素と結合しているかを示した数値。いわゆる「血液中の酸素」を計測している。通常は97~100%。「SpO2(エスピーオーツー)」「SAT(サット)」などと呼ばれる。
動脈血酸素飽和度を測る医療機器。通常は手の指の先を挟んで測定する。「パルスオキシメーター」とも呼ばれる。
患者さんの状態が急激に悪化し、頻繁に訪問看護が必要になったときに主治医から訪問看護ステーションに発行する指示書のこと。「特指示(とくしじ)」と略されることもある。
「特別訪問看護指示書」参照。
「介護老人福祉施設」参照。
口から血液を吐くこと。
傷や褥瘡(床ずれ)を保護し回復を促すための被膜材のこと。傷の状態や部位によってさまざまな種類がある。
発作時や症状がひどい時にだけ使用する薬のこと。「頓服(とんぷく)」、「頓用(とんよう)」と呼ぶこともある。
「頓服薬(とんぷくやく)」参照。
傷が修復していくときにできる赤くやわらかい新生組織のこと。
尿道から膀胱へ管を入れ、尿を持続的に排出できるようにする医療器具。チューブの先には袋がついていて排出された尿が貯められるようになっている。現場では「尿カテ(にょうかて)」「バルーン」と呼ぶこともある。
液体の吸入薬を霧状にして気管や肺に取り込めるようにする医療器具。現場では「ネブ」と呼ぶこともある。
肺を聴取した際に聞かれる異常な呼吸音で、髪の毛をこすったような「パチパチ」のような高温で細かな音。
通常よりも色の濃い尿のこと。
脳の異常により、筋肉の固縮や振るえが現れる病気。
肺を聴取したときに聞かれる異常音のこと。「肺雑(はいざつ)」と略されることもある。正式には「副雑音(ふくざつおん)」という。
主に高齢者の方を対象に食事(お弁当)を自宅まで配送してくれる民間のサービス。
生命兆候のことで、「脈拍(P)」「呼吸(R)」「体温(T)」「血圧(BP)」「意識レベル」の総称で使われることが多い。※各アルファベットは表記時の略。「バイタル」と略されることもある。
スミス・アンド・ネフュー社が製造しているドレッシング剤の一つ。
長期間の安静や運動量の減少によって身体機能が衰え、心身の機能が低下してしまうこと。
指の腱鞘炎のこと。指の腱鞘炎のこと。指を曲げ伸ばししたときに痛みがあったり動きが悪かったりする。
在宅医療で使われる場合は「尿道留置カテーテル」を指すことが多い。「尿道留置カテーテル」参照。
「動脈血酸素飽和度計」参照。
「皮下注射」の略。
鼻水のこと。
肌の一番外側にある目に見える部分。
うつぶせの姿勢のこと。
肺を聴取したときに聞かれる異常音のこと。「肺雑音(はいざつおん)」「肺雑(はいざつ)」などと呼ばれることもある。
介護が必要な方の日常生活や機能訓練をサポートするための用具のこと。車いす、歩行器、介護ベッド、手すりなど。
おなかに水がたまった状態。
むくみのこと。
医療証にある8ケタの数字。この番号を調べることで負担者を特定することができる。
チューブやカテーテルの太さを表す単位。「Fr」と表記する。
「胃瘻(いろう)」参照。
体の右か左のどちらかで麻痺が生じている状態。「かたまひ」と読むこともある。
皮膚とその下の組織に生じる細菌感染症のこと。
カテーテルを使用して膀胱内を洗浄すること。「膀洗(ぼうせん)」と略すこともある。
放射線を体外または体内から照射するがんの治療方法。
自宅で入浴するのが困難な方に対して、看護職を含む複数のスタッフが訪問し持参した浴槽で入浴の介助を行う介護サービス。
在宅療養をしている患者さんに対し、薬剤師が自宅に訪問して薬の説明や内服管理などを行うこと。
血管内にカテーテルを留置し、その先にポートとよばれる小さな医療器具を皮下に埋め込み、この器具に針を刺して点滴を行う。高カロリーの点滴や抗がん剤の点滴をする際に使われる。「CVポート」とも呼ばれる。
㎍と表記する。1㎍=0.001mg。薬剤の分量で用いられることが多い。
在宅医療の現場では医療用麻薬を指す。痛みを和らげる作業が強く、がんに伴う痛みを和らげるために使うことが多い。
「義務教育就学児医療費助成制度」のこと。小学1年生から中学3年生までの医療費自己負担分を助成する制度。
「心身障害者医療費助成」のこと。障害のある人で所得が一定の基準以下の人を対象にした医療費助成制度。
東京都福祉保健局が実施している医療費助成のうち、難病等医療・大気汚染関連疾病・被爆者の子に対する医療・小児精神病・妊娠高血圧症候群等を対象疾病とした医療費助成制度の総称。(東京都福祉局HPより引用)
「医療福祉費支給制度」のこと。公的支援を必要とする「小児」、「妊産婦」、「ひとり親家庭」、「重度心身障害者」の方を対象にした医療費助成制度。
病状回復が見込めない方に対して無理な延命治療を行わず、自然に亡くなられるまでの過程を見守ること。
がんの「転移」を意味する医療用語。脳への転移を「脳メタ」、骨への転移を「骨メタ」などと使う。
ニトムズ社が製造している医療用テープの一つ。はがすときの痛みや肌への負担を抑えた仕様になっている。現場では肌の弱い方や高齢者によく使用されている。
水分や電解質を点滴によって投与する治療方法。
日常生活にどのくらいの介護が必要か7段階(要支援1~2、要介護1~5)で表したもの。
どのくらいの介護が必要か7段階で表したもの。要介護認定が下りると公的な介護保険サービスを使うことができる。要介護認定を受けるには市区町村の窓口に申請し、訪問調査・主治医の意見書・介護認定審査会を経て要介護度が決定する。
静脈注射や採血に使用する針の一種。針の根元に翼のような形のプラスチックがついており、穿刺時に針が動かないよう翼の部分を医療者が指で持てるようになっている。通称「トンボ針」。
血液検査の結果を指すことが多いが、尿検査やその他検体の検査結果を含むこともある。
「罨法(あんぽう)」参照。
介護者の負担軽減を目的に、在宅療養している方を一時的に病院や施設へ受け入れを行うこと。「レスパイト入院」などと使う。
「人工呼吸器」参照。
医療機関が診療報酬を請求するための保険者に提出する月ごとの診療報酬明細書のこと。「レセ」と略すこともある。
「介護老人保健施設」参照。
医療現場では食事摂取量を割合で表記することが多い。「昼食は5割摂取」など。
食事、服の着脱、入浴、移動などの日常生活動作のこと。
筋萎縮性側索硬化症のこと。手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気。(難病情報センターサイトより引用)
心肺蘇生法のこと。
「ポート」参照。
インフォームドコンセント(説明と同意)の略で、医師が患者に対して治療の目的や内容を説明し、患者の同意を得て治療にあたることを意味するが、現場においては「医師から患者への治療や病状説明」として使われることが多い。
「中心静脈栄養」参照。
「医療ソーシャルワーカー」の略。「ソーシャルワーカー」参照。
作業療法士のこと。体や精神に障害のある人に対して、さまざまな作業を用いて訓練・支援を行うリハビリテーション専門職。
痛み止めの点滴の機械のこと。患者さんが痛いときにボタンを押すと鎮痛薬が投与されるようになっている。
理学療法士のこと。身体に障害のある人に対して運動療法などで訓練・支援を行うリハビリテーション専門職。
「動脈血酸素飽和度」参照。
言語聴覚士のこと。「話す」「聞く」「食べる」ことについて訓練・支援を行うリハビリテーション専門職。
いかがでしたでしょうか。
在宅医療機関の電話には多くの医療専門用語が登場します。
医療専門用語に慣れていないと用件の聞き取りも難しいことも多く、医療専門職でない事務スタッフでの電話対応はそれなりの知識が要求されます。電話対応にお困りの際には、一度「在宅医療専門電話代行サービス」を検討してみてはいかがでしょうか。
業界歴No.1、10年の実績で培ったノウハウをもとにコールスタッフへの教育研修を行っています。医師/看護師が監修した教育研修を受けた在宅医療専門コールスタッフが対応するため、電話応対や用件の仕分けも安心しておまかせください。
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