2023.07.20
この記事はこんな方におすすめ
この記事を読むとこうなります
「電話でクレームを受けた時、どのように対応してよいかわからない」
「スタッフによって電話対応のレベルにばらつきがあり、患者さんからのクレームにつながってしまうことがある」
電話対応についてこのようなお悩みはありませんか?
電話対応は電話を受けたスタッフがその医療機関の「顔」となる重要な業務です。
特にクレーム電話の場合は、適切な初期対応によってその後の解決スピードが早まる可能性が高くなり、一番初めに電話を受けたスタッフの対応は非常に重要です。
今回は「電話でのクレーム対応」に焦点を絞り、対応の手順やポイントについてくわしく解説していきます。すぐに使える例文もついていますので事業所での電話対応マニュアルとしてもぜひご活用ください。
東京都保健医療局の「患者の相談窓口」(※)に寄せられた苦情の内訳の最多が「コミュニケーションに関すること」で接遇やマナーが挙げられています。在宅医療機関へもこのような医療者のコミュニケーションに関するクレームや診療そのものに関するクレームなどが寄せられることがあります。
一般的に、商品やサービスに不満を持っていたとしても実際に苦情として申し立てる人は全体の4%と言われています。そして苦情に迅速に対応してもらい解決できた人は苦情を申し立てなかった人に比べてはるかに高い確率でリピーターになるそうです。(これはアメリカのマーケティング会社TRAP社のジョン・グッドマンに由来してグッドマンの法則と名づけられています)
つまり
ということが言えます。クレームは自分たちの診療サービスを見直すチャンス、患者さんとの信頼関係を構築するよい機会と捉え適切かつ迅速に対応できるようにしておくことが大切です。
それでは具体的にどのように対応すればよいか基本的な手順を解説していきます。
(※)東京都保険医療局,令和4年度「患者の声相談窓口」実績報告
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/iryo/sodan/madoguchi.files/04jisseki.pdf
電話でのクレームは基本的に以下のような手順で対応していきます。
電話は顔が見えていない分、対面で話をするよりも声や話し方が印象に大きく関わってきます。日頃の自身の電話対応を振り返ってみましょう。
いかがでしたでしょうか。
日頃から丁寧な電話対応を心掛けていても、忙しい時間帯はいつものように丁寧に対応できなかったり、クレーム電話に動揺してうまく話を聞くことができなかったりと、常に落ち着いて丁寧に対応するのは難しいものです。そのような場合は電話代行サービスを利用するのも一つの解決方法です。
電話代行サービスとは、事業所にかかってくる電話を代わりに取り、用件を聞き取って取り次いでもらえるサービスです。電話対応のプロが対応するため常に質の高い電話対応が可能となり、患者満足度の向上にもつながります。
近年では電話代行サービスを利用する在宅医療機関も増えてきており、医療機関専門のコールセンターも多くあります。電話対応でお悩みの方はぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
業界歴No.1、10年の実績で培ったノウハウをもとにコールスタッフへの教育研修を行っています。教育研修を受けた看護師などの在宅医療専門コールスタッフが対応するため、電話応対や用件の仕分けも安心しておまかせください。
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